複数回のホテル同時入退室や手つなぎの事実があり、別居前からの関係も推認できる場合、不貞関係の立証および慰謝料請求は可能でしょうか? 対象者と第2対象者が複数回ホテルに同時で入退室する等、両者間に性交渉がなされたと推認させる事実が存するため。ホテルまで手つなぎで移動する等、両者間に男女としての親密さが存することも性交渉がなされたことをより推認させる。妻が一方的に夫からの別居を開始する等、別居原因が自身にある。別居開始前に不貞相手と買い物に出る等、当該相手との関係性が別居開始前から存在する点に鑑みると、別居開始後になされたホテルでの入退室(不貞行為)は、別居開始前にもなされていたのであり、不貞関係は別居開始前から続いていた、と捉えるのが合理的。したがって、別居開始(婚姻関係の破綻)原因は妻及び不貞相手にある以上、妻は有責配偶者と言い得る。本件の不貞関係の立証は十分であると思料します。不貞慰謝料請求が認められる可能性は十分あると思います。